CTA-Japanへようこそ!

 ガンマ線宇宙物理学は今まさに飛躍的発展の時代を迎えています。 GeV領域においては、フェルミ衛星が千を超える天体を検出し、 一方、地上TeVガンマ線観測でも、 HESSやMAGIC望遠鏡などが次々に新天体からのガンマ線を報告しており、 TeV ガンマ線天文学は今や完全に確立し、創成から発展の時代へと移りつつあります。 さらに、GeV領域ではフェルミ衛星が言わば決定版とも言えるプロジェクトであるのに対し、 TeV領域はまだ発展の余地を大きく残しています。

 CTA (Cherenkov Telescope Array)は、世界で一つという大規模なTeV ガンマ線望遠鏡群により、 現在より一桁以上高い感度と、より広い光子エネルギー領域を達成しようという野心的な計画で、 現在、日欧米を中心として装置開発と建設が進められています。 完成すれば、1000以上のTeV ガンマ線天体の発見が期待され、 単にガンマ線のみならず、高エネルギー宇宙物理学全体を大きく牽引することになるでしょう。


大口径望遠鏡(LST)初号機 建設の様子
 

大口径望遠鏡(LST)初号機 回転動作の様子
 

CTAパンフレット(日本語版2018) 上の画像をclickしてください。
4ページ概要版(2015)はこちらをclickしてください

LST-1によるガンマ線初検出のデータ分析結果

地上チェレンコフ大口径望遠鏡によるガンマ線バーストの信号観測

新着情報

●2024年11月11日
【研究発表】日本天文学会 2024年秋季大会と日本物理学会 第79回年次大会発表資料を掲載しました。
●2024年11月7日
宇宙線研究所共同利用研究会・基盤研究(S)研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2024」が、2025年1月7・8日に開催されます(開催案内サイト)。
●2024年5月22日
【研究発表】日本天文学会と日本物理学会それぞれの2024年春季大会発表資料を掲載しました。
●2023年12月27日
宇宙線研究所共同利用研究会・基盤研究(S)研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2023」が、2024年2月19・20日に開催されます(開催案内サイト)。
●2023年12月26日
CTAのLST-1望遠鏡が超高エネルギー領域で最も遠い活動銀河核(AGN)を発見しました(東京大学宇宙線研究所 ニュース「LST-1が超高エネルギー領域で最も遠いAGNを発見」、CTA Announcement "LST-1 Discovers the Most Distant AGN at Very High Energies")。
●2023年12月22日
文部科学省の「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想 -ロードマップ2023-」に、本研究プロジェクト「CTA 国際宇宙ガンマ線天文台」が選ばれました(掲載資料PDF)。
●2023年10月24日
【研究発表】日本物理学会 第78回年次大会と、日本天文学会 2023年秋季年会の発表資料を掲載しました。
●2023年9月30日
日本学術会議 未来の学術振興構想(2023年版)に、CTA計画が掲載されました(No.160)。
●2023年9月23日
日本学術会議 物理学委員会天文学・宇宙物理学分科会 「天文学・宇宙物理学の長期計画―2030-2040年代のビジョン―」に、CTA計画が掲載されました。
●2023年2月6-7日
基盤研究(S)研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2022」が開催されました。
●2022年11月24日
基盤研究(S)研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2021」(2022年2月21-22日)の公開資料を掲載しました。
●2022年11月24日
【研究発表】日本物理学会 2022年秋季年会と、日本天文学会 2022年秋季年会の発表資料を掲載しました。
●2022年8月12日
【研究発表】日本天文学会 2022年春季年会と、日本物理学会 第77回年次大会の発表資料を掲載しました。
●2022年4月27日
【研究発表】CTA関連の技術論文関連する国際会議発表の一覧を追加しました。
●2021年4月1日
【研究発表】日本天文学会 2021年春季年会と、日本物理学会 第76回年次大会の発表資料を掲載しました。
●2020年11月27日
【研究発表】日本天文学会と日本物理学会の2020年秋季年会の発表資料を掲載しました。
●2020年11月3日
基盤研究(S)研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2020」(2020年12月3-4日)開催案内
●2020年6月22日
CTA 大口径望遠鏡1号機(LST-1)が、かに星雲中心のパルサー(Crab Pulsar)からのガンマ線を検出しました。 (東京大学宇宙線研究所 トピックス「CTA大口径望遠鏡1号基 かに星雲パルサーからのガンマ線信号を観測」、 CTA Latest News:CTA Prototype LST-1 Detects Very High-Energy Emission from the Crab Pulsar)
●2020年5月23日
【研究発表】日本天文学会 2020年春季年会の発表資料を掲載しました。
●2019年12月5日
CTA 大口径望遠鏡1号機(LST-1)が、天体からのガンマ線を初検出しました。 (CTA Latest News:THE LST-1 DETECTS ITS FIRST GAMMA-RAY SIGNAL)
●2019年11月21日
CTAと同じ観測原理で宇宙観測を行っている地上チェレンコフ大口径望遠鏡がガンマ線バーストの信号を初観測しました。(東京大学宇宙線研究所 お知らせ詳細記事)
●2019年10月4日
基盤研究(S)研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2019」(2019年11月14-15日)開催案内
●2019年10月4日
【研究発表】日本物理学会 2019年秋季大会と、日本天文学会 2019年秋季年会の発表資料を掲載しました。
●2019年4月1日
宇宙線研究所附属研究施設「カナリア高エネルギー宇宙物理観測研究施設」が4月1日、スペイン・カナリア諸島ラパルマに設置されました。(東京大学宇宙線研究所 お知らせ)
●2019年3月26日
【研究発表】日本物理学会 第74回年次大会の発表およびシンポジウムの資料を掲載しました。
●2019年2月22日
CTA 大口径望遠鏡1号機(LST-1)が、スペインで21世紀テクノロジー賞2019を受賞しました!( 東京大学宇宙線研究所 お知らせ、 El Suplemento誌 詳細記事 )
●2018年12月28日
CTA 大口径望遠鏡がチェレンコフ光信号を初観測しました!(東京大学宇宙線研究所 お知らせ詳細記事)
●2018年11月8日
基盤研究(S)研究会・宇宙線研究所共同利用研究会 "The extreme Universe viewed in very-high-energy gamma rays 2018"(2018年10月12日開催)の 発表資料を公開しました。
●2018年10月11日
CTA 大口径望遠鏡1号基(LST1)の完成式典と稼働開始が報道されました。( 日本経済新聞読売新聞 )
●2018年10月11日
CTA 大口径望遠鏡1号基(LST1)の試験運用が開始されました!( 東京大学宇宙線研究所(プレスリリース詳細記事)、 山形大学(プレスリリース)、 甲南大学(ニュース)、 埼玉大学(研究トピックス)、 理化学研究所(プレスリリース)、 名古屋大学宇宙地球環境研究所(研究成果CR研究室記事))
●2018年10月10日
CTA 大口径望遠鏡1号基(LST1)の完成が報道各社より報じられました。( 共同通信全国新聞ネット 47NEWS毎日新聞東京新聞 )
●2018年10月5日
株式会社 日立システムズのWebサイトで、CTA計画への参加が特集されました。(プレスリリース特集記事)
●2018年10月5日
【研究発表】日本物理学会 2018年秋季大会と、日本天文学会 2018年秋季年会の発表資料を掲載しました。
●2018年4月24日
富士通株式会社のWebサイトで、CTA望遠鏡の制御システムが事例紹介されました。(プレスリリース)
●2018年4月1日
【研究発表】日本天文学会 2018年春季年会と、日本物理学会 第73回年次大会の発表資料を掲載しました。
●2018年3月30日
東京大学宇宙線研究所「ICRR News」の101号でCTAが特集されました。
●2017年11月27日
基盤研究(S)研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2017」(2017年12月18-19日)開催案内
●2017年10月3日
【研究発表】日本天文学会 2017年秋季年会と、日本物理学会 2017年秋季大会の発表資料を掲載しました。
●2017年9月23日
【研究発表】CTAのサイエンスに関する学術論文が、arXivアーカイブで公開されました。
●2017年4月5日
国賓として来日しているスペイン国王夫妻に、CTAが紹介されました。(ICRRプレスリリース)
●2017年4月3日
【研究発表】日本天文学会 2017年春季年会と、日本物理学会 第72回年次大会の発表資料を掲載しました。
●2016年11月22日
特別推進研究研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2016」(2016年12月15-16日)開催案内
●2016年10月4日
【研究発表】日本天文学会と日本物理学会の2016年秋季大会の発表資料を掲載しました。
●2016年4月4日
【研究発表】日本天文学会 2016年春季年会と、日本物理学会 第71回年次大会の発表資料を掲載しました。
●2015年11月25日
特別推進研究研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2015」(2016年1月13-14日)開催案内
●2015年11月19日
【研究発表】日本天文学会 2015年秋季年会 企画セッション「ガンマ線天文台CTAで切り拓く次世代の高エネルギー天文学」の発表資料を掲載しました。
●2015年10月13日
CTA大口径望遠鏡(LST)1号基の着工記念式典が行われました。( ICRRプレスリリース朝日新聞デジタル )
●2015年10月6日
【研究発表】日本天文学会 2015年秋季年会と、日本物理学会 2015年秋季大会の発表資料を掲載しました。
●2015年9月17日
【研究発表】ICRC2015の発表を掲載しました。
●2015年7月25日
「日経サイエンス」2015年9月号でCTAが特集されました。( 日経サイエンス 2015年9月号 )
●2015年7月19日
CTA大口径望遠鏡(LST)の建設サイトが、チリのParanal(パラナル)とスペインのLa Palma(ラパルマ)に決定しました。( ICRRプレスリリース )
●2015年4月3日
【研究発表】日本天文学会 2015年春季年会と、日本物理学会 第70回年次大会の発表資料を掲載しました。
●2015年3月18日
CTA大口径望遠鏡(LST)1号基の建設開始が発表されました。( ICRRプレスリリースNHK News Web朝日新聞デジタルサイエンスポータルハザードラボ )
●2014年12月11日
特別推進研究研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2014」の発表資料を掲載しました。
●2014年10月9日
【研究発表】日本天文学会 2014年秋季年会と、日本物理学会 2014秋季大会の発表資料を掲載しました。
●2014年8月15日
特別推進研究研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2014」(10月2-3日)開催案内
●2014年7月15日
CTA計画書(CTA Japan編) 2014年版発行 PDF(62MB)
●2014年1月3日
CTA LST General Meeting (1月14-17日)開催案内
●2013年7月27日
特別推進研究研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2013」(9月3-4日)開催案内
●2013年7月24日
国際会議 "X-raying the Gamma-Ray Universe --CTA-X-ray LINK Meeting--" (4-6, Nov. 2013) 開催案内
●2012年7月18日
特別推進研究研究会・宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギーガンマ線でみる極限宇宙2012」(9月25-26日)開催案内
●2011年11月17日
CTAパンフレット(CTA Japan編)掲載 PDF(47MB)
●2011年8月25日
High Energy Astroparticle Physics 2011 -- Gamma-Ray Universe: Fermi to CTA -- 開催案内
●2011年8月14日
宇宙線研究所共同利用研究会「マルチメッセンジャー宇宙物理学とCTA」(9月29-30日)開催案内
●2010年9月14日
宇宙線研究所共同利用研究会「ガンマ線天文学 〜日本の戦略〜」(11月16-18日)開催案内
●2010年8月30日
CTA計画書(CTA Japan編) 2010年版発行 PDF(30MB)
●2010年8月22日
CTA計画書(CTA Consortium編)発行
●2010年1月6日
宇宙線研究所共同利用研究会「高エネルギー宇宙物理学の将来とCTA」開催案内